セルフネイルをしていると必ず使う除光液。
最近はエナメルリムーバーとも呼ばれています。
除光液は色々な種類がありますがどうやって選んでいますか?
用途によって除光液の種類も変わってくるので自分に合った選び方、使い方、オススメをご紹介します。
除光液(エナメルリムーバー)の種類・選び方
除光液の種類は大きく2つに分けて『アセトン』『ノンアセトン』
簡単に言うと香りが強いのはアセトン、香りが弱く使いやすいのはノンアセトンになります。
この2つの特徴を詳しくご紹介します。
1.アセトン
水に溶けない性質でも溶かすことができるのがアセトン。マニキュアの除光液以外にも様々なところで使用されています。
除光液独特の香りがあり昔から使用されています。
アセトンはネイルを落とす力が強くラメや重ねづけといった濃いめのネイルは簡単に落とすことが出来ます。
体や肌への負担が大きいので頻繁に使うのは控えた方がいいです。
※下記で詳しく解説しています。
2.ノンアセトン
除光液独特の香りが低く普段使いにいいので爪や肌への負担を気にせず使用できます。
シンプルネイルやワンカラーネイルが多い方はノンアセトンの除光液がオススメです。
ノンアセトンの除光液でラメや濃いめのネイルを落とすとアセトンのように簡単には落ちず何回も除光液をつけたりゴシゴシして肌や爪に負担がかかるので無理に落とすのは避けましょう。
除光液の上手な使い方
肌や爪に優しいノンアセトンでも肌や爪にかかる負担はゼロではありません。
正しく使って肌負担を減らすことが大切です。
コットンを使用する
コットンを各爪の大きさにカットし除光液を染み込ませ、1〜2分のせてあげます。
時間が経ったら優しくコットンを拭くように取ると自然に落とせます。
☝︎コットンに適度に除光液を染み込ませます。
こうすると何度も除光液を付け足さなくて済みます。
除光液を使うときの注意点
コットンじゃなくティッシュでゴシゴシするような使い方は肌や爪に負担をかけてしまいます。
優しくマニキュアを落とすにはティッシュではなくコットンがオススメです。
コットンにしっかりと除光液を染み込むので爪への負担が軽減されます。
アセトンの危険性
除光液の主成分になっているアセトン。除光液独特のツンとした匂いはアセトンによるものです。
アセトンは人体に影響を与える恐れがあり大人のマニキュアはもちろん、子どものマニキュアを落とすのにあまりオススメできません。
1.樹脂を溶かすことができる。
アセトンは樹脂を溶かすことができるため除光液の主成分として使用されています。
2.油を溶かすことができる。
アセトンは油を溶かすことができるためアセトン入りの除光液を使用すると爪の油分まで除去されてしまい乾燥・爪が白くなってしまいます。
3.においが強く、発揮性が強い
除光液独特のツンとしたにおいはアセトンのにおいです。
アセトンは発揮性が強く、除光液の蓋をあけると空気中にアセトンが蒸発します。
除光液を使用していると使用している本人だけではなく周りにいる子どもや赤ちゃんにも影響を与えます。
使用するときは必ず換気をして下さい。
4.強い引火性
アセトンは強い引火性を持った物質です。
空気中に気化した状態のアセトンも引火性が高く使用する際は注意が必要です。
アセトンの危険性まとめ
アセトンの除光液を使用する際は十分な注意が必要です。
☝︎換気をする。
☝︎火気厳禁
☝︎赤ちゃんや子どもがいる場所では使用しない
☝︎除光液の保管場所は赤ちゃんや子どもの手の届かない場所にする
☝︎除光液が染み込んだコットンはビニール袋に入れ口を縛って捨てる
肌や爪のためにはノンアセトンがオススメですがラメや濃いネイルの時はアセトンの除光液で素早く落とすことが大事です。
アセトンを使用するときは危険性を十分理解した上で使って下さい。
また、除光液を使用した後はネイルオイル・ハンドクリームで保湿をして下さい。
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